Chapter 14. MLサーバのホスト上でコマンドを使うと(ML管理者に)できること

Table of Contents
ホスト上でできること、その権限について
コマンドを用意する基準
共通のコマンドラインオプション
MLの作成
MLの削除
MLメンバーの登録と削除
MLメンバーのアドレス変更
配送を止める
配送を再開する
ログを見る
メンバーリストを見る
設定の変更
リモート管理者の登録と削除
モデレータの登録と削除
fml コマンドと makefml コマンド
アドレス一覧を表示する (fmladdr コマンド)
エイリアスの一覧を表示する (fmlalias コマンド)
設定を表示する (fmlconf コマンド)
モジュールのドキュメントを表示する (fmldoc コマンド)
記事を HTML 化する (fmlhtmlify コマンド)

makefml の基本的な使い方は fml4 の makefml と同様です。 できるだけ同じ使い勝手になるように、 つまり互換性を保つようにしてあります。

相違点についての詳細は the Section called fml4 と fml8 の違い: コマンドラインでの操作 (makefml) in Chapter 8』 を参照して下さい。

ホスト上でできること、その権限について

makefml を使う操作は confirmation が不要です。makefml を実行できる時点 で特権的なユーザのはずだからです。たとえば、メンバーの登録は、コマンド を実行すると、そのまま処理が行なわれます。

MLサーバのホストに入ることができる(例: slogin してシェルが取れる)人 は、MLにとって最強の権限を持つ人を意味します。ファイルを直接編集する ことで、どんなことでもできるわけですから、無敵です。 だから特権的な操作であるわけです。

しかしながら、人間まちがいを犯すもので、ついファイルのフォーマットを間 違えたりします。

そのためファイルの直接編集などはせずに、通常は「makefml ( /usr/local/bin/makefml )コマンドを使うことで fml の設定を変更して下さ い」という運用ポリシーが推奨されています。もちろんファイルを編集しても かまいませんが、その場合、内部構造などをよく理解してからにしてください。

なお、fml コマンドは引数の順番の異なる makefml です。

makefml コマンド ML名 オプション
fml     ML名 コマンド オプション
コマンドの中身/動作は同じですので、 シンタックスの好き嫌いで、どちらかを選んで使ってもらえばよいでしょう。

fml 8.0 (fml-devel) project homepage is www.fml.org/software/fml8/.
fml 4.0 project homepage is www.fml.org/fml/menu.ja.html.
about one floppy bsd routers, see www.bsdrouter.org/.
other free softwares are found at www.fml.org/software/.

author's homepage is www.fml.org/home/fukachan/.
Also, visit nuinui's world :) at www.nuinui.net.

For questions about FML, e-mail <fml-bugs@fml.org>.