fml8 プロジェクトは fml4 を『1 から書き直す次世代 fml プロジェクト』 です。これは fml4 までに至る約 10 年の経験を再実装する試みといえます。 fml4 と fml8 の関係は sendmail と postfix のような関係と思って下さい。
次世代 fml は、現代的観点から fml4 の”機能”を再構想/再実装する試み ともいえます。これはデザインを一から考え直すことに加え、機能や変数の整 理整頓も含んでいます。
例えば fml4 を使っていて問題になるのは「特定のホストで、ディスクの上 にメンバーファイルを書く」というデザインです。これは最初のバージョンか ら継承され続けている基本構造です。しかしながら、RDBMS との連携や冗長化 構成を考えると問題があります。「NFS の時はどうする?」「トラブルチケッ トシステムと連動したい場合は?」「SQL サーバとも連動したいですね?」 などなど…
また、構造論ではなく単に自分で欲しい機能があります。fml 自体が簡易版 bug tracking system を提供して欲しいし、bug tracking system もサーチエ ンジンもできるだけメールと連動していろいろして欲しい。cvs ログとも連動 して欲しい。
最初にするべきことは 4.0 の機能とそのデザインについての再検討です。た とえば、次のような項目が考えられます。
fml8 へ引き継ぐべき機能は何か?
fml8 でもっとうまく、 よりカスタマイズしやすいものに実装できないか?
すでに不要の機能は何か?
http://www.fml.org/software/fml8/
最初の試金石バージョンは
fml 1.2 相当の最低限の機能 + makefml (CUI + CGI) が加わったもの + 自動スレッド追跡システム + 自動 HTML 化機構が動くことになるでしょう (というか、これらの機能はすでに動いていて3年以上、複数の環境で動作確 認がされています)。
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