fml8 は fml4 を一旦忘れて、一から再設計、再コーディングされたソフトウ エアです。そのため、fml4 と fml8 では直接の対応関係がない機能や変数が あります。
また、対応関係があったとしても、一対一対応でないものも多いです。
以下、いくつかの例をあげます。
「登録されたユーザからのみ投稿が可能」なのは fml4 でも fml8 でもデフォ ルトです。もし誰でも投稿可能にしたいなら、fml4 (の config.ph ファイル)では
$PERMIT_POST_FROM = "anyone";としますが、fml8 (の config.cf)では
article_post_restrictions = reject_system_special_accounts permit_anyone rejectとなります。
デフォルトでは「Subjectのタグがない」。 これも fml4 と fml8 で同じです。 そして、fml4 での
$SUBJECT_TAG_TYPE = '[:]';は fml8 の
article_header_rewrite_rules += rewrite_article_subject_tag article_subject_tag = [$ml_name:%05d]に相当しています。
「members コマンドなどが使えない」これは fml8 ではデフォルトです。 fml4 の以下のコマンドに対応するものは不要です。
&DENY_PROCEDURE('member'); &DENY_PROCEDURE('active'); &DENY_PROCEDURE('members'); &DENY_PROCEDURE('actives'); &DENY_PROCEDURE('status'); &DENY_PROCEDURE('stat');
fml4 以前および fml4 非推奨設定の状態では「フィルタは使わない」ように なっています。しかし、fml8 では「フィルタを使う」がデフォルトです。
そのため、場合によっては /usr/local/etc/fml/site_default_config.cf で 一度「デフォルトでは使わない」に設定を変更し、その上で、あらためて以下 の例外ルールを適用する必要があります。
fml4 と異なり、subscribe, chaddr, unsubscribe はconfirmation が必須と なっています。現状、confirmation を抑制することは出来ません。
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