Chapter 46. データベース関連モジュール

Table of Contents
概要もしくは理想像
永続的なデータの保持
Tie::JournaledFile クラス
File::CacheDir クラス
モジュールの使い分け

概要もしくは理想像

MLドライバはメールのさまざまな要素をデータとして保存する必要がありま す。しかしながら、同じ要素でも、永続的に持つべき場合と、一定時間経過後 に捨てて良い扱いの場合とがあります。

前者の例はスレッドのデータです。一方、後者の例はフィルタシステムの持っ ている message-id cache などです。スレッドデータベースも同じく message-id のデータを持っていますし、記事の分については重複しています。 ですが、2つの有効期間は異なるため別々に取り扱う必要があります。

とはいえ実際問題スレッド関係とそれ以外に集約できそうなので、 各モジュールの理想的な関係は次のようになるのでしょう。

モジュールA ---|ア|----- スレッド DB
モジュールB ---|ダ|
モジュールC ---|プ|
モジュールD ---|タ|----- キャッシュ (有効期限つき)
このスレッド DB は Mail::Message::DB のようなものとし、各種アダプタ層が頑張って欲しい。 また、キャッシュの方だが、現在では Tie::JournaledDir もしくは File::CacheDir かのいづれかが使われることとなる。

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