モデムの設定


  1. PHS PIAFS モデム/TA
  2. ISDN TA
  3. 携帯電話モデム
  4. アナログモデム


モデムの設定は、使用するプロトコルによって微妙に異なります。一般に、コー ルインの際に用いられる通信プロトコルと、コールバックの際に用いられる通 信プロトコルが同じであるとは限りません。双方のプロトコルを自動認識でき るように設定し、コールバックの際には自動着信するのが望ましい方法です (ats0=1)。それができない場合には、コールイン後(あるいはコールバック中 にエスケープモードを利用し)、コールバックのプロトコルを認識するように 再設定することになります。通信プロトコルの設定はモデムの機種によって異 なりますので、後で具体例を示します。

端末エミュレータやPPPドライバの中には、コールイン後の回線の切断でプロ グラムを終了してしまうものがあります。このような場合には、at&c0でキャ リアの切断を無視するように設定すれば、終了を回避できます。


(アナログ回線のみ)

ホテルや構内回線を利用する場合には、ダイヤルトーンを独自に変更している ものがあります。このような場合には、コールインの発信ダイヤルができませ ん。atx3でダイヤルトーンを無視するように設定すれば、ダイヤルトーンを検 出できなくても発信できるようになります。

以下に、いくつかのモデムの設定例と、モデムに特異なコマンドを示します。
(自動着信:s0=1、キャリア無視:&c0は省略。at&fによる初期化後の設定です)


PHS PIAFS(+ V.42bis)


ISDN


携帯電話


アナログモデム


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