朝日奈アンテナの使い方
(hina.phのパラメータ設定)

Version 2.110
1999/06/17

ここでは、hina.phにおける各パラメータの説明と設定を 記述しています。

省略できないもの/通常は省略しないもの

変数設定例説明
$PERL /usr/local/bin/perl Perlのあるディレクトリをフルパスで指定します。 Perl 4.036以降に対応しています。省略はできません。
$DIR 自分で指定してください。 朝日奈アンテナがインストールされているディレクトリを フルパスで指定します。省略はできません。
$ENV{'PATH'} "/usr/local/bin:".$ENV{'PATH'} nkfのあるPATHを追加指定します。
$HINA_PROXY 指定なし Proxy Serverを超えてアクセスする場合に、Proxyの設定をします。 (ex. 10.1.255.254:8080)
$MYSERVER 自分で指定してください。 ファイルを直接参照することのできるWWWサーバがある場合、 そのマシン名およびドメイン名を設定します。 例えばfunya.gr.jp上のマシンhogeであれば、"hoge.funya.gr.jp" とします。 該当するマシンがない場合は、""にしておいてください。 省略はできません。
$MYWWWDIR 自分で指定してください。 自分のホームディレクトリ(ex. /home/masshy/www)を指定します。
$AUTHFILE ~/.hinaauth Basic認証を行うサイトへアクセスする際の設定ファイルを指定します。 作成の仕方は別に示します
$REFERER URLの形で指定するか空白にしてください HTTPのReferer:フィールドの値を設定できます。 取得した更新時刻情報を公開している場合には、 $REFERERを用いてそのURLをするといいでしょう。

省略可能なもの

変数デフォルト値説明
$USERDIR public_html 自分のホームディレクトリの下のWWWディレクトリを指定します (ex. public_html)。 ローカルファイルを直接参照しない場合 ($MYSERVERを ""に設定する場合)は、設定する必要はありません。
$LIFETIME 5400 取ってきたリモート情報のうち、ここで設定した時間を経過したものは 「十分に古い」と見なし、自力で情報を取得しようとします。 秒数で指定します。
$EXPIRE 21600 自力で取得した情報をhina.di形式で出力する際の、 情報の有効期限を設定します。秒数で指定します。 (hina.di形式の情報を利用するエージェントは、有効期限の切れた情報を 無視すべきでしょう)
$HINA_TIMEFMT {%Y/%m/%d %R} (%S)%? <!--#flastmod-->変換時のデフォルトのフォーマットを指定します。
$OLDFORMATONLY no "yes" にすると1.2フォーマットを 無効にします。
$MAXHOP 2 リモートアンテナから取得した情報のうち、 年齢がいくつになったものの優先度を低くするかを指定します。 省略時には2が指定されたものとみなします。 なお、$MAXHOP設定は、hina.txt形式による情報伝達の場合のみ使用されます。
$UNKNOWN ちょださー 原因不明で情報を取得できなかった時のメッセージを定義できます。 省略可能です。
$TIMEOUT ちょべりばー タイムアウトで情報を取得できなかった時のメッセージを定義できます。 省略可能です。
$BUSY もろこみぃ? 情報を取得するサイトのサーバが忙しくて情報を取得できなかった時の メッセージを定義できます。省略可能です。
$REMOUT 電波届かなぁい リモートで情報を取得できなかった時のメッセージを定義できます。 省略可能です。
$INTERR アンテナおかしいよぉ 内部エラー時のメッセージを定義できます。省略可能です。
$NFOUND どっかいっちゃったぁ 指定したコンテンツが見つからなかった時のメッセージを定義できます。 省略可能です。
$CERNMARK * %?置換において、CERN httpd等、URLに "?" が使えないサーバを示す文字列を 指定します。 省略時は "*" となります。
$NOTCERNMARK ヌル %?置換において、URLに "?" が使えるサーバを示す文字列を指定します。 省略時はヌルとなります。
$DEFAULT_QUERY ?%m%d%H%M アンカーの色を変えるためにURLに付加する文字列(%a置換)のデフォルトを 設定します。 文字列には%による置換指定ができます(%a除く)。 省略時は "?%m%d%H%M" となります。
$FORCENEWLINE no "yes" を指定すると、%置換のあった行に強制的に改行コードを 挿入します。
$MYFILE hina.txt リモート情報が取得できなかったときに利用する、前回の取得結果ファイルを 指定します。hina.plにパラメータを指定した場合には無視されます。
$MAX_CONNECT [NEW] 6 同時最大接続数を指定します。大きくするほど高速になりますが、 マシンやネットワークへの負荷も増大します。

通常は設定しなくてよいもの/現在は使用されていないもの

変数説明
$SYSV 使用する環境がSystem V系(IRIXは除く)であることを明示したい場合に "yes" にします。 BSD系、Linux、IRIXの場合は指定しないでください。 現バージョンでは環境の自動判別を行っているため、 通常は指定する必要はありません。
$PROCESSCODE [MOD] 現在は使用されていません。 内部処理ではEUCで行われます。
$FILECODE 現在は使用されていません。 出力文字コードの自動変換は行わないので、出力データの文字コードはhina.sh等で 変換するようにしてください。
$NKF 現在では使用されていません。
$EUC 現在では使用されていません。
$FORCENEWYEAR 現在では使用されていません。