"fml" バイブル -- fml trekking guide --
への補足

『15章 fmlの返すメッセージをカスタマイズする』への補足
Q:
welcome を送り返すのを止める。
Q: コマンドの返事のメッセージを抑制する。
DEFINE_MODE("disablenotify") を使うとやりすぎになることがあります。 例えば、自動登録の際の confirmation まで送られなくなることがあります。

『29章 バーチャルドメイン』への補足 本文では sendmali で virtusertable を使う話で、マップの扱いの注意点を 述べています。 そのドメインでうけとるためには、バーチャルドメインのドメイン名を class w へ付け足すことも必要です。例えば

Cw localhost
を
Cw localhost virtual-1.domain
にして sendmail に HUP シグナルを送ります。

注意:
現在の toymodel は postgresql 7.1 以降では うまく動かないようです。理由は off というエントリが SQL '99 の規格にある予約語とぶつかっているからです。

とりあえずの回避策は

TODO:
互換性のために現在の toymodel はそのままにし、別途 SQL'99 でも 使えるドライバを用意しようと思います。



Q: 4.0-stable については?
A: 4.0 および 4.0-stable 用のドキュメントです。 もし将来 4.0-stable で相違点が生じることがあれば、適宜 WWW などで 注意点を補筆するつもりです。


Q: 3.0 シリーズに適用できますか?
A: 設定やインストールの各論についてはあくまでも 4.0 準拠なので、3.0 シリー ズにはあてはまらないところがあります(下記参照)。 例えば mead のセットアップを例にとると、4.0 では makefml mead というコ マンドが用意されていますが、3.0 では少し面倒です。 そういった違いです。 一方、トラブルシューティング大全(?)や一般的な引越しの作業手順や各メー ルサーバの議論などは fml のバージョンにほとんど左右されないとおもいま す。 3.0 と 4.0 は機能の追加はあっても、内部構造の変更はほとんどありません。 そのためほとんどの話題は 4.0 でなくてもあてはまります。 例えば、CGI やデータベースアクセスは 3.0 を変更するものではなく追加に あたる機能です。CGI やデータベースアクセスを使わない場合 3.0 と特に 同じに見えるはずです。 3.0 と 4.0 のもっとも大きな違いは特殊な話題ですが、 PGP 関連のコマンド 等の使い方にあります。詳しくは
UPGRADE を参照してください。これ以外に大きな変更点はないといえます。

makefml の場合: 以下に挙げるコマンドは 3.0 や 3.0.1 にはなく、 次のコマンドは 4.0 にしかありません。 注意して下さい。

FYI: RFC 821 と 822 は 2821 と 2822 により obsolete になりました。 fml ドキュメント中で 821 822 をよく取り上げますが、適宜読み直すなり してください。

Copyright (C) 1993-2001 Ken'ichi Fukamachi
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$FML: booknotes.ja.html,v 2.3.2.2 2001/06/02 14:53:00 fukachan Exp $